コツコツ古典

間違いがあったらコメント下さい。

和漢廿四孝 (柳下亭種員 撰)・5 矢田部黒麿

矢田部黒麿さん。この人の名前は初めて知りました。

早稲田大学図書館古典籍総合データベース」より

矢田部黒麿(やたべくろまろ)
武蔵の国入間郡の人なり 父母世にありしとき その孝たぐひなかりしが むなしくなりけれ(”けれ”がひとつ余分)ば かなしみにえたへず 十六年の間 あらきものを着し 精進堅固にてこもり居 天皇の叡聞に達し 御感のあまり門に印を立てて年貢諸役を許され至孝の誉天下に聞こえけり

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親が死んで、16年間ひきこもってたら褒美をもらえたっていう話?天皇が感動したポイントはどこなのかしら。