コツコツ古典

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2023-09-26から1日間の記事一覧

和漢廿四孝 (柳下亭種員 撰)・11 大江挙周

大江挙周(たかちか)さん。母親は百人一首の女流歌人、赤染衛門。ぱっと見、扇を広げてなんだかお目出たい感じかと思ったら全然違いました。親子で代わる代わる病気になったときのお話でした。 「早稲田大学図書館古典籍総合データベース」より 大江挙周(…

和漢廿四孝 (柳下亭種員 撰)・10 丹生弘吉

丹生弘吉。これは母子の和やかな食事のシーン。外には畑。畑の上にロープが張ってあって、ぶら下がっている小さな札みたいなのは鳴子でしょうか。 丹生弘吉(にふのひろよし) 若州遠敷郡の農民なり 父にはいとけなくしてわかれ 母に孝をつくすこと 人にこえ…

和漢廿四孝 (柳下亭種員 撰)・9 小野篁

前項、紀夏井さんの書の先生。お母さんも読書好きだったのかしら。教養のある女性だったのね。何読んでるのかな。 「早稲田大学図書館古典籍総合データベース」より 小野篁(おののたかむら)小野長峯の子 天長五年父に後れ 承和五年遣唐使に命ぜらる 母の名…